『逃げるは恥だが役に立つ』
って、誰が考えたのだろう。
あのドラマは全く観ていなかったけどタイトルには惹かれていた。友達に「あのタイトルの意味はドラマを観ればわかるの?」と聞いたときは「それらしい説明があったようななかったような…」というフワッとした回答だった。文字通り受け取っても十分意味は伝わるからいいかな、と思い、それ以上調べることはしていなかったのだけど、今になって気になりだしたので検索してみるとハンガリーのことわざなのだそう。
実はハンガリーの言葉!「逃げるは恥だが役に立つ」を含む世界のことわざ9選 | TABIPPO.NET
あれ、これ私に向けた言葉かな?今私が戦う場所を盛大に間違えていることだけはわかっている。やっぱり逃げなきゃいけないのだと思わされる。
私が自分の性格で好きなところは、「あのときこうしておけば良かった」と後悔しないタイプであるところだ。後悔しないことに決めている、というほうが正しいけど。選ばなかった分かれ道に進んでいた自分を想像することは好きじゃない。そこに自分は存在しないのだから。ましてやその存在しない自分を羨むなんて無駄でしかない。これは自分の人生を肯定してあげる一種の防衛策というか、言い方を変えればただの甘えなのかもしれないけれど、そうやって私は唯一、私を認めてあげられる存在でありたいと思っている。だからこれからの選択もきっと後悔しないはずだよね。とにかく今ここから逃げたいと思っている私を肯定できるのは私しかいない。
結局うやむやになっている上司との話し合いをなるべく早く再開しないと。逃げる権利はある。逃げるは恥だが役に立つ。