加害者のみぞ知る
同窓会の予定がなくなった今日、
いつか借りようと思っていた「それでもボクはやってない」
ちょうど放送だったので見ました。
前評判は、おもしろいって人と、イマイチって人と、意見が分かれてたけど
私はおもしろかったと思うなあ(*´・v・`)
おもしろいってゆうか、長かったのに最初から最後まで飽きずに見れた★
裁判官、警察、法律・・・それは正義でもなんでもないのかなって思っちゃう。
一般市民にとって裁判って全く身近なものじゃないし、その現実を知らなさすぎなのかも。
それにしてもそこは正義が勝つ場だと無条件に信じていただけに絶望に似た感情ですね。
本当に無実である自分が、「無難に」有罪判決でもされたらたまったもんじゃない。
本来の論点とはズレたところで「見た」「見てない」だの、「覚えている」「覚えていない」だの、
そんなことで犯罪者にされて、主人公の怒りとやりきれなさは相当なものだったと思う。
誰から見ても納得のいく判決なんてありえない。裁判官は正義を見極められるロボットじゃなくて、1人の人間だから。
でも痴漢行為はぜったいぜったい許せません!
被害者の左後ろの男だったの?わかんないけど本当の犯人でてこいよ!って思っちゃった。
冤罪の被害にあってる人がいるのに、のこのこと生活してる犯人が信じらんないね!
それくらい主人公に感情移入しちゃいました。加瀬亮カッコイイんだもん(*ノ∀`*)笑
私も痴漢っぽいのにあったことあるけど、あれは恐怖です、マヂで。
すぐにわかるんですよ、「あ、これ痴漢だ」って。手の当たり方とか不自然すぎる。
声上げられる人はすごいと思いますよ。恥ずかしいし、怖いし、声出せないとおもう。
だから映画の中でももちろん1番の被害者はあの女の子。
確実に被害者が守られて、確実に加害者だけが罰せられる、パーフェクトな裁きが下される裁判制度になるよう願います。