*S L* vol.3

喜怒哀楽を残しておくところ。(関ジャニ∞・歯列矯正多め)

カンガエゴト

ちょっと昔のアルバムを久しぶりに聴くと

それをよく聴いてたころのことを思い出す。

だいたい音楽を聴くのは登下校中の電車の中で、

その時間はあれこれ考え事する時間でもあった。

なんにも変わってないつもりでいるんだけど、

昔あんなに心を支配してた感情は、今はない。

この曲の歌詞に自分を重ねていたなあ、とか

だいたいこの駅に着く頃にいつもこの曲が流れてたなあ、とか

思い出すんだけど、他人事のような気もする。

ずっと同じなようでいて、

毎日毎日、私は違う人間に生まれ変わっているんだね。

誰にも言わずに自分の中で溜め込んで

1人苦しみぬいてきたあの時の私のことは

誰にもわかるはずない。

わかってあげられるのは自分だけ。

わかっているつもりだし、忘れたくないんだけど、

実はもうとっくの昔に忘れてしまっているような気にもなる。

わかっているなら、どうしていつまでも同じ気持ちでいられないのだろう。

あの時あんなに強く心に誓ったのに。

わかっていたけど、忘れたんだ、もう。

自分がこうやって違う人間になっていくのが、怖い。

昔の私は、ずっと耐えていたのに、報われなくて、忘れられていくばかりで、

惨めで、虚しくて、まるで無意味で、あまりにも可哀相。

忘れてないよ、そう私に言いたい。

あの時の何もかもを覚えているよ。

私を裏切るようなこと、私がするはずないよ。

たまに、こんなことを考えて泣きたくなる私です。