もういちど、生まれてきたいと思う?
映画みてきました!
『スカイ・クロラ』です~
アニメなんだけど、ストーリーは深くて悲しい物語。
人々にとってのショーとして死ぬまでずっと戦争を続けるキルドレと呼ばれる子供たちの話。
人間は、今も世界のどこかで人が死んでいるという
残酷な現実を知らないと平和を維持できない。
そして、それは絶対に嘘であってはならない。
だから永遠にこの世から戦争はなくならない。
みたいなことを映画のなかでキルドレが言ってるんだけど、
その言葉が重くて悲しかったなあ~
永遠に戦争をし続けるだけではなく、キルドレにはもっと悲しい秘密がある。
それを知ってしまって、それでもいつまでも死ねないキルドレがいる。
本当にそんな世界があったら・・って、考えるだけで怖い。
でも、私はもしかしたら
私は幸いなことに平和な環境に生まれてきた、けど
世界の裏側では今でも戦争に巻き込まれて失われるたくさんの命がある
ああ良かった、平和な国に生まれてきて
戦争なんて起こしちゃいけない、人の命はたいせつにしなきゃいけないな
そんなことを自分はぜったいに安全な環境にいるからこそのん気に思っていられるのかもしれないのかな?
私たちは「戦争」を
どんなものか理解できるし根絶すべきものだと感じてはいるけど、なんとなく現実味がないもの
と感じていられるのは、この絶妙な距離感があるからなのかもしれない
映画の中の大人たちも、
自分は安全な場所にいるけどどこかでは現実に戦争で命を落としている人たちがいる
と思うことで、戦争はいけないことだと理解していたんだと思う
でも、「戦争がこの世からなくなることはない」なんて考えちゃいけない!
そう考えることこそ、戦争がなくなる可能性を狭めることになると思うから。
うーん・・深いです、この映画。
いろいろ考えさせられると思う
あ、主人公の声を加瀬亮がやってるんだけど、カッコイイです、まじ笑